未来へのタネまき日記

47歳で、初めての子育て。長男と接しながら、日々感じたことを書いています。

【子育て】子育てにマズローの5段階欲求を取り入れてみる

こんにちは!
3歳の息子と、
夜更かしをしてしまった隊長です。

今日は、
子育てと、「マズローの5段階欲求」
について書いてみたいと思います。

そもそも、みなさんは、
マズローの5段階欲求をご存じですか?

よくビジネス書に出てくる
「三角形」の図です。 

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マズローの5段階欲求とは?

第1段階 生理的欲求
生きていくための基本的・本能的な欲求(食べたい、飲みたい、寝たいなど)のこと。

 
第2段階 安全の欲求
危機を回避したい、安全・安心な暮らしがしたい(雨風をしのぐ家・健康など)という欲求のこと

第3段階 集団の欲求
集団に属したり、仲間が欲しくなったり)を求めること


第4段階 承認の欲求
他者から認められたい、尊敬されたいと思いこと


第5段階 自己実現の欲求
自分の能力を引き出し創造的活動がしたいなどが生まれ、他者に何かを求めるというより、自分の活動や成長に強い関心を持つようになる

今回、知っておいて頂きたいことは、
子育てをする上で
①我が子は現在、段階にいるのか?を知る
②将来、どこを目指すべきなのか?
③どうやって目的の段階まで連れて行ったら良いのか?を知ること

ちなみに僕は、
第4段階の「承認の欲求」と、
第5段階の「自己実現の欲求」の間を、
行ったり来たりしている状態だと思っています。

ただ、今のコロナの影響では、
第1段階と、第2段階を意識することもあります。

子育てのに、
マズロー5段階欲求を取り入れようと、
思ったのは、
会社で、スタッフ育成に苦労していた時に、
「どうやったら自ら考えて、
 行動できる人財に育てることができるか?」

を考えているときに、
気付いたからです。

ちなみに、
長男は、現在は
第1段階と、第2段階は、
私たちが見守っていますので、
第3段階「集団の欲求」と、
第4段階「承認の欲求」の間を行ったり
来たりしていると思います。

このように、
自分や、我が子が、
どのレベルにいるのか?
がわかると、
その子にあった子育てをすれば良いので、
子育てにイライラしないのではないでしょうか?

僕の理想は、
小学生の段階で
「第5段階 自己実現の欲求」に進んでくれると、
子育てが、ずっと楽になる思います。

「第5段階 自己実現の欲求」とは?

自分の目標が明確になり、
人の意見に左右されない状態です。

野球のイチロー選手が目標です。

自分の夢や目的、目標が明確になれば、
自分でやる気のスイッチを入れることができます。

そうすることで、
自分で考えて、
行動できるようになります。

しかし夢や、目的、目標がないと、
なかなか自分で行動は、
しないと思います。

なぜなら、
大人も同じですから。

自分の目標を作ることが、
子供を自立させることができれば、
大人が口出しをしなくても、
行動できるようになると思います。

ちなみに、
スタッフ育成も、
スタッフさんによって、
このマズローのことをイメージしながら、
接し方を変えています。

今回、マズローの5段階欲求の話をしたのは、
第5段階の「自己実現の欲求」を
目指したいのですが、
そのためには、
第1段階から順に、登っていくことが、
大事だということを
知ってもらいたいと思ったからです。

いきなり
第5段階の「自己実現の欲求」レベルに
到達することは難しいと思います。

特に、第4段階の「承認欲求」が
重要だと考えます。

第4段階の「承認欲求」が
満たされてない状態では、
第5段階「自己実現の欲求」
に進むことは難しいと思います。

常に「承認」してあげることが、
とても大事です。

子供が、小さいうちから、
子供の心の中のコップの水を満たしてあげることが
重要だと思います。

子供の心の中のコップが、
満たされてないと、
①挑戦しない
②自信が持てない
③すぐ諦めてしまう
④人に譲ることができない

そのため、
「どうせ!僕なんて・・・・!」
という言葉を使うことが
増えると思います。

子供が自分の夢や、目標に向かわせるには、
大切だと思います。

ただ
「承認」ができる大人は少ない気がします。

親が、
我が子を承認している合図は、
「我が子を信じること」

そのためには、
「片付けなさい!」
「勉強しなさい!」
「早く寝なさい!」
「歯を磨きなさい!」
「どうして?どうして?」
と、言い過ぎないことです。

もし
「片付けなさい!」
「勉強しなさい!」
「早く寝なさい!」
「歯を磨きなさい!」
「どうして?どうして?」
と、親が言えば言うほど、
子供の心の中なコップの水が
満たされることが、徐々に減っていき、
結果的に、
子育てを一生懸命やればやるほど
大変になりそうな気がしています。

では、どうすればよいか?
それは、仕組み作ると、良い習慣をを作ること。

そして
「何のために?」の目的や、理由も
一緒に教えてあげることです。

僕は、このブログに、
最近m片付けの話をずっと書いています。

その理由は、
片付けが、一番仕組みが作りが
わかりやすいからです。

仕組みがあれば、
誰でも片付けができ、
お子さんでも元に戻せます。

「あれやれ!」
「これやれ!」
いう前に、仕組み作りをして頂きたいのです。

もし大人の私たちでさえ、
誰かに「あれやれ!」「これやれ!」と
言われたら、
徐々に考えることをしなくなると思います。

仕組み作りは、
最初は大変です。

でも、一度作ってしまえば、
頻繁に変更することはありません。

片付けで例えると、
①定位置

miraihenotanemaki.hatenablog.com

②定数と定量

miraihenotanemaki.hatenablog.com

が決まれば、
乱れなくなります。

お子さんのことを、
たくさん褒めて、
認めてあげて欲しい!

そうすることで、
パパも、ママも、
お子さんも、
みんなが、ラク
いつもニコニコの状態が作れるのでhないか?
と思っています。

お子さんができたら、
できなくても、
たくさん抱きしめてあげて下さい。

そうすることで、
お子さんの「承認欲求」は満たされます。

承認され、
心が満たされたら、、
自分で夢を見つけることができ、
自分で困難な道に向かうことができ、
困難を乗り越える力を自ら付けてくれるのではないか?
と思います。

ちなみに、僕の子育てのイメージは、
イソップ童話「北風と太陽」なんですよ。

基本は、頑張らない!です。
頑張れば、頑張るだけ、
抵抗されてしまいますから。

人は、変えようとすれば、するほど、
抵抗します。

人が変わる時は、
自ら変わりたい見本を見つけた時です。

これらは、約25年スタッフ育成をしていて、
気付いたことです。

子供の教育も大変ですが、
大人の教育も、かなり大変です。


今日は、ここまでです。
子育ての参考にしてもらえたら、
幸いです。