片付け|トヨタ生産方式を家庭で応用してみる:平準化②
隊長です!
トヨタ生産方式を、
家庭の片付けに応用することを
オススメしています。
片付けは、
やった方が良いことは、
みんな知っています。
でも、
なかなかできないと思います。
その理由は、
片付けの効果が、
ピン!
と来ないからかもしれません。
前回から、
トヨタ生産方式の「平準化」
について書いています。
miraihenotanemaki.hatenablog.com
平準化とは?
閑散期、繁忙期の差をなくして、
無駄を減らしていくことです。
この考え方を知らなかったら、
僕は、ずっと忙しいままだったと思います。
またスタッフさんも、
定着してもらえなかったと思います。
では、
前回の続きで、
何をやったのか?
実は、
繁忙期の売り上げを下げること
を決意しました。
赤い部分をカットするイメージです。
グラフを見て頂くとわかるように、
山の頂上に合わせた人員配置にしてしまうと、
谷の時期がとても大変になります。
例えば、
スタッフさんを1年間雇用する場合、
年間300万円かかるとすると、
原価率50%とすると、
売上を600万円増やしても、
トントンです。
利益を出すとすると、
それ以上になります。
しかも、
新人のスタッフさんの場合、
最初は、ほとんど仕事ができないために、
今いるスタッフさんで、
新人さんの給料分を働くことになります。
このようなことが起きていることが
客観的に考えれば、
わかって来たため、
普通は、谷を埋めようと考えると思います。
しかし僕は、
谷を埋めることはなかなか難しいので、
山の高さを下げることを決断したわけです。
繁忙期の売上を下げることは、
怖いのですが、
平準化という言葉と、意味を知り、
1年間を通して、
会社の全体のことを俯瞰して考えると、
繁忙期の売上を下げた方が良いのでは?
と判断したわけです。
そもそも
繁忙期が1年間で何日、何時間あるのか?
考えてみると、せいぜい10日。
それも1日3時間くらいと考えれば、
10日間のために、
残りの355日を大変にするより、
できるだけ、
繁忙期と閑散期の差を
無くすことを考えた方が良いのでは?
と考えるようになりました。
この考え方は、
後々、家庭でも
購入するか?
レンタルするか?
などの考え方に活かされることになります。
このピークの期間と、
時間帯の働き方をどのようにするか?
片付けの知識や、
トヨタ生産方式の知識を
使って考えるわけです。
ただこれを実行できる(売上を下げる)
ようになるためには、
①決算書やバランスシートが見れるようになっていること。
②月初には、前月の月次決算書が出せる。
これらができることが、とても大事です。
家庭でいえば、
家計簿で、お金の流れが
把握できていること
になります。
ただ
片付けができなかった頃の僕は、
いかに売上をあげたら良いか?
考えていました。
そう考えると、
自然に繁忙期のスタッフの人員を
増やす方向に考えます。
スタッフさんが増えれば、
お客さんからの予約を断らなくて良いし、
売上が上がる
と考えていたからです。
しかし、
その反動は、
閑散期にやってきます。
閑散期に仕事がないために、
人件費が重くなります。
そのため、
無理して作ろうとします。
しかし、
スタッフの入れ替わりの激しいため、
新しい仕事を作っても、
仕事ができるスタッフは少ないため、
結果的に、仕事ができる自分たちだけが
忙しいという負の連鎖に入っていました。
平準化という考え方を知ったおかげで、
メリハリをつけた仕事の仕方より、
普段通りにコツコツ仕事をした方が、
疲れなくて、
効率の上がる仕事が可能だということを知るのです。
現在のスタッフの配置は、
繁忙期と閑散期の
ちょうど中間(50%くらい)の
イメージで配置しています。
理想は、40%です。
お客さんにご迷惑をかけずに
仕事をするとしたら、
これくらいだと思っています。
この数字が可能になれば、
スタッフさんのお給料をアップすること
が可能だと思っています。
そのためにも、
会社全体で、
片付けや、トヨタ生産方式を
考えられるようになれたらと思っています。
僕は、平準化の考え方は、
家庭でも
まだまだ活かせると思っています。
どんな場面で、
活かせることができるか?
について、次回書いてみたいと思います。
今日は、ここまでです。
最後まで、読んでいただいて、
ありがとうございました。
僕のブログが、仕事や、生活に
何か?お役に立てたら幸いです。
隊長こと、
写真の松屋(福岡県うきは市)メインカメラマン
松尾 勝彦でした。
僕の自己紹介の記事は
miraihenotanemaki.hatenablog.com
写真の松屋のホームページは、
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